| このたび、第３回日本腎・血液浄化AI学会学術集会を2023年11月12日（日曜日）に開催させていただきます。特定非営利活動法人 日本腎・血液浄化AI学会 は、2021年4月に設立され、腎・血液浄化領域における人工知能（AI）についての知識・情報の共有を図ることを目的に活動しております。そして、2023年4月1日に一般社団法人 日本透析医学会 の全国規模学術集会に認定され、腎・血液浄化領域に関わる多くの皆様よりご関心をおよせいただいております。第３回学術集会におきましても、全国の腎・血液浄化領域に関わる皆様のより多くのご参加を賜りたいと考え、インターネットを活用したオンライン開催を念頭に計画を進めております。
AIの概念は1950年代に提唱され、情報通信技術の発展に伴う数度の盛衰を経て、現在、第３次AIブームにあると言われております。この第３次AIブームでは、大量のデータをハイスループットに処理する情報インフラが整備され、産官学協力の下、新たな社会「Society 5.0」の構築が求められております。このSociety 5.0の扉を開く上で重要となるのはデジタルトランスフォーメンション（社会変革：DX）であり、そのDXの実現において鍵となるのはデジタライゼーションの中核技術AIであります。第３回学術集会では、「腎・血液浄化領域のAI/DXの実践」をテーマに掲げ、第１回ならびに第２回学術集会にて皆様よりご教授をいただきました「AIがもたらす明るい未来」、「AIの活用」を基に「腎・血液浄化領域のSociety 5.0」について意見を交わしたいと考えております。具体的には、まず、腎・血液浄化領域のAIの実践例をご紹介いただき、デジタライゼーションの現況について理解を深めます。また、医療従事者の皆様がお持ちのアンメット・ニーズを拝聴し、AIの適用可能性を探るとともにデジタライゼーションの拡大を図ります。そして、それらのAIを活用したDXがもたらす「腎・血液浄化領域のSociety 5.0」を様々なお立場からご教授いただき、本学会の目指すべき方向性と知識・情報を共有する機会にできればと存じております。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。
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